
実に38年前、1981年製のローランドのオルガン。
JUPITER8とか、TR-808のテイストのトロピカルっぽいボタンやノブがかわいくてうっかり購入。例によってこの時代の電子楽器はデザインで満足するのが筋というもの。音はショボい。
49鍵、なんて書いてあるブログもありますが、御覧のとおり、ちゃんと61鍵です。
でも鍵盤はすごく弾きやすい。ピアノ鍵盤に慣れている人にはペッコペコのスカスカかも…。
ドローバーが6本x2セット

- 通常のサイン波用が6本と、「ブライト」と書かれた矩形波用が6本。
- どちらかの波形だけで音を作ることも、例えばサイン波の方で基本音色を作って、ブライト波形をアクセントとして足したりといった併用も出来る。
- サービスマニュアルによれば、「TMS3617NS」というオルガン用LSIを5オクターブ分並列に用意してあって、それぞれの音階別にTMS3617NSが音を出す仕掛け。
- 1feetのドローバーがないのも、このLSIが2feet以上にしか対応してないため、ということみたい。

- 左から、サイン波のONOFF、ブライト波のONOFF、パーカッションSOFT・2nd・3rd・Decay(パーカッションを短くする)、コーラスとビブラート、EGのリリース長さ調整。
- ビブラートは周期長めと短めを選択。設定でずいぶん音が変わるので楽しい。


- 重要な事を書き忘れた。プリセットとか、音色パラメータを保存する機能なし!その都度手作り!それがよかったりもするけど
- 内臓リバーブもないので、恒例のBoss SP-303をエフェクター代わりに。
- 初期カシオトーンみたいな音が、これですっかりゴージャスに!
- 古い(ジャンク)シンセにはエフェクターは必須ですね。
動画がアップされておりました