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付属しているマニュアルには’94 の文字。古い。「DR」シリーズなのでジャンルとしては「ドラムマシン」ですが、小節数も(当時としては)頑張って4まで増やせて、さらにコードトラックも作成可能なので、どちらかというとバッキングマシン(Dr.Rhythm Sectionとキャッチコピーにある)。音色はさすがに90年代のものなのでショぼい。イメージ的には、Sound Canvas SC-55ぐらいの音質かな?しかし、36個あるパッドがギターのフレットの配置になっていたり、オクターブの上下でなくフレットの上下で音の高さを変えたりと、操作性(例によって「SHIFT●●を押しながら」方式^^;;)はギターに特化していて、なかなか面白い仕様。
下3列のパッドで「C」などのルートを押しながら、上3列の属性パッドで「m7」などと押してコード入力出来る。このときのコードデータはギターのもの(ピアノのコードとは違う)!別メニューから、転回形をアレンジできたりする!!
Guiter In という入力ジャックがあって、ギターをつないでMIX出力する以外に、Guiter MIDIの機能も内蔵していて、MIDIデータとして録音できる。
という訳で、↑はその機能を悪用して、カシオトーンMT-800(MIDI端子無)のAUDIO OUTを繋いでMIDI入力しているところ。どうもそれなりに安定したピッチのモノラル入力であればMIDI音階に出来るみたいなので、もしかしたら歌でもいいのかも(まだ実験してない)….
MT-800でCasio Rom Packを演奏させて、メロディパートをDR-5のGuiter InからMIDIに変換。DR-5の内蔵ボイスで鳴らしてみたり。
さらにそれをDR-5のMIDI OUTから外部音源(偶然、関連会社製MC-303)につないで、外部音源の音色で鳴らしたり。さすがにリアルタイムだと音がついてこない…..
DR-5のMIDI OUTは、選択しているトラックがドラムだと音色ごとのノートナンバー(アサイン変更可能)が出て、一般トラック?だとA1~C7のノートナンバーが出て、コード入力がONになっているとコードのMIDIノート(ギターの)が出てくれるので、変則MIDIキーボードとして使えたりする。クォンタイズさせたコードが出てくれるのは、便利。