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Zoom MRS-4

ポータブルMTR Zoom MRS-4

 

今ではむしろ本体より希少かもしれない、スマートメディア128MBカードが必要なポータブルMTR。大きさはコンビニののり弁当ぐらい。重さはのり弁当1.35コぐらい。ま、今ならパソコンを使って、もっと簡単に長く高品質な録音・編集が出来るので、どうしても必要かどうかと言えば、不要。ざんねん

 

とは言うものの、使いやすい!あんまり機能が無いこともあるけど、見ればだいたい分かるインターフェース設計と操作手順はさすが、Zoom製という感じがする。

 

Zoom MRS-4 MIDI OUTがある!

 

MIDI OUT端子があって、MIDIクロックマスターになれる。これが何とも便利。

 

Zoom MRS-4 つまみは無かったので自作

 

「ボタン類は一切利かない!」という事でジャンクコーナーにうっちゃってありましたが、ごにょごにょやって復活。ジャンクコーナー出身のためINPUTつまみが無くなっちゃってる(;_;) という訳で自作。

 

基本情報・仕様など

  • 2002年製
  • 4トラック バーチャルトラックが各8
  • スマートメディア必須! 128MBで67分ぐらい…
  • 32kHz 20bit
  • 音質はさすがに昔の音質。だけどエフェクト設定次第では、十分な気もする。
  • Windows98SE以降推奨の(笑)専用ソフトでバックアップ・データコンバート可能(ubuntuのWine上でも動く)。
  • MIDI OUT / AUX IN / AUDIO OUT / PHONE OUT
  • 電池(単三4本)で5時間ぐらい…./ACアダプタ

 

関連リンクなど

 

BPSと秒数計算と小節とか

シンプルな編集機能がついていて、各トラックで「部分コピー」が出来るようになっているものの、「削除」とか「移動」が出来ない(トリムやマージが出来ない)ので、細かい編集は結構大変。

 

更に、このMRS-4様は「秒」が基本単位。小節やビート単位での範囲指定・選択が出来ないので(表示は出来る)、現在のBPMだと何ミリセカンド秒になるのか、なんてのを計算しないといけない。

まあ1小節以内での音符の入れ替え、なんてことはしないだろうから、今のBPMだと●小節目は●秒●●になる、ぐらいが分かればどうにかなりそう。

 

ちなみに計算式は、

4分音符1コの秒数 = 60 / 今のBPM

 

Zoom MRS-4 120BPMの時の4小節秒数

120BPMなら、1小節(4分音符4コ)は2秒なので、秒でしか範囲指定できなくてもまあ何とか。

 

Zoom MRS-4 BPMと秒数が合ってない状態

同じ秒数だけど、140BPMだときっちり小節の切れ目にならない。
(5-1の後に□:ちぃ~っとばかし、ズレてやすぜマーク が表示されてる)

なので、秒数指定で「ms」を点滅させて、1msずつ動かして…..

 

Zoom MRS-4 140BPMの時の4小節秒数

 

140BPMの時は、6秒874で4小節か。だとすると8小節なら….

  1. 再生させながら、MARKボタンで1つめの仮マーカーを入れる。
  2. 秒表示で「ms」をちょこちょこ動かして、小節表示に切り替えたときに□マークが消える箇所に本マーカーを入れる。
  3. 仮マーカーを削除。
  4. 同じ手順で、2つめの本マーカーを入れる。
  5. マーカー1から、マーカー2までが正確に選択範囲に出来るようになりました。

 

 

はい、

やっとれんわい!

 

 

 

 

うぉ!こんなありがたいサイトが!

 

 

 

……やっぱり最初っからパソコンでやった方がいいかな。