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YAMAHA RY10

YAMAHA RY10

 

24年前の、AWM音源で、単三電池6本で動く….てことで、ギタリスト向けのポータブルリズムマシンという位置づけのようで、ヤマハのホームページでも、WikipediaのRYシリーズの項目でも「お手軽感」をメインに、結構サラッと紹介してある様子。

 

しかーし!
お手軽リズムマシンのはずなのに、最大同時発音数28、マニュアルも180ページもあったりして、妙に(どっちも)多いなと思っていたら….

 

  • リアルタイム録音もステップ録音も可能な16ステップシーケンサー
  • 12個あるパッドに、内蔵しているボイスを(割合)自由にアサイン可能
  • 各パッドは個別に音量・デチューン・PANが設定出来る

 

…てことで、音色の編集はできないけど、ボイスと音量レベルとチューニングを変えた「レイヤー」が可能なのである!

 

「ぷちグルーブボックス」じゃないですかこれは。褒めすぎ。

メモリが貴重だった時代の音源なので、音は軽いけど….。

 

基本情報・仕様など

  • 1992年製
  • 28音ポリフォニック AWM音源
  • プリセットボイス250種類
  • ユーザーパターン50種類(+フィルパターン50種類)作成可能
  • STEREO OUT/PHONE OUT/MIDI IN
  • スピーカーが付いていて、ヘッドホンなしで音が聞ける(笑)
  • 自作パターン・ソングデータの保存はなんとカセットテープ(笑)
  • 電池(単三6本)/ACアダプタ(QY70と同じ12Vセンタープラス!)

 

関連リンクなど

 

YAMAHA RY10のステップシーケンサー

例えばハイハットを鳴らす場所を設定しているところ。ELECTRIBEのような方式で分かりやすい。

 

まったく意味はないけど、12個のパッド全部に同じバスドラムを設定して、PANを変えて連続して鳴らすとこんな感じ。あくまで「こんなのも出来る」という事で。もっとちゃんと使ってやらないと。

 

POLY-800と同じく「カセットテープ」でデータ保存。と言っても出来上がった演奏を録音するんではなくて(^_^;)、ぴ~がらがら~しゃ~というアレ。今はカセットデッキじゃなくて、パソコンのwavデータとして保存すればOKですな(要練習)。