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4オペレータのFM音源シンセ。掃除しにくいデザイン(微妙な幅の溝がたくさん入ってる。ちなみにデカい丸はボリューム。)と、音づくりしやすい操作性が特徴。
「EOS」と言えばTK先生の代名詞というぐらいですが、Wikipediaによればどうも大人の事情が結構強く関係している模様。画像検索するとたくさん出てくる「上面にEOSと書いてない」モデルは、海外モデルだそうな。
背面にEOSのロゴがない….
プリセット音色は、いかにもFM音源という感じで、DX7に比べるとすっきりした音。エフェクトの効果で、4オペレータだけど何だか高級感。鍵盤の感じはカシオトーンに近いような、ふかふかした感じ….。
難しいFM音源の音色づくりを簡単にしよう!というコンセプトなんだそうで、プリセットされた音色をベースにパラメータを「+1」「-1」していく方法で音色づくりしていくので、DX7みたいになんでもかんでも電動ノコギリにはなっていっちゃわない。パラメータも少ないので、DX7に比べれば^^;;;確かに分かりやすい。
アルゴリズムは固定???4つあるオペレータの設定選択(0000~7777)が重要っぽいけど、どの桁の数字をどうすればどうなるのか不明(マニュアルには、数字はあてずっぽうで入力しよう!と元気な感じで書いてある)で、やっぱり偶然が結果を大きく左右しちゃう。
内臓しているエフェクトの効果は、絶大。以前ならショボくて却下だった音が、Plateリバーブを思いっきりかければ、どぃ~んとかしょぃ~んとか言うようになる。ディストージョンは使い道が難しいかも。
そのままYC100のOUTPUTからMTRに録音したもの。プリセットボイスのピアノ、ブラス、パッド、ストリングスの順。珍しく1回で全部録音出来た。例によって下手なのはご愛敬。
※怨霊にご注意ください。あ。音量にご注意ください。
同じ年に発売のKawai K1みたいに、スプリット/マルチ音源化が可能で、例えば鍵盤のC3から下はベース、上はピアノ とか、ストリングスとリードをデチューンさせながら一緒に鳴らすとか設定可能。ただし、最大8音しかないので、音色次第では足りない。ま、しょうがない。
「EFFECT」ボタンを押しながら「EXIT」ボタンと「STORE」ボタンを同時に押すと、TESTモードに入る。
↑で、テンキーの「2」「5」を押すと、Factory Reset。
TESTモードは01~06(26はテスト終了)ある。内蔵バッテリーチェックとか、ボタン類の作動チェックとか、LEDの作動チェックとか….