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Roland MS-1

Roland MS-1

 

・最大同時発音数4音

・通常グレードでの本体サンプリング時間28.4秒

・直にメモリーに録音するので、パソコンに取り出したり場所(パッド)を移したり出来ない。

・カシオトーンのメモリー機能みたいなお手軽シーケンサー

 

と、いう訳で、今となっては、かなり厳しいスペック。

 

CFカードで拡張できるけど

 

CFカードにパソコン用アダプタを付けて拡張できちゃったりする一方で、仕様上、拡張カードの中にある長尺サンプルは、同時発音不可。ぬおう。

本体にあるサンプルとなら同時発音可能だけど、それも調子に乗ってパッドを叩きすぎたりするとすぐ音が止まっちゃう。なにしろ、4音なので。パッドを必要以上にぼこぼこ叩く = 気分がノッてきている という事なので、そのガッカリ感たるや半端ない。

 

それでも、VHSぐらいの大きさだし、軽いし、電池駆動可能だし、見た目はあんまり恥ずかしくないし?操作は簡単だし、という事で、「もう使わないもの」に片づけちゃうには惜しい、という….

 

基本情報・仕様など

  • 1995年製
  • 最大同時発音数4
  • STANDARDグレードで28.4秒
  • カンが頼りのピッチ調整機能(パーセント指定)
  • お手軽シーケンサー機能(テンポ設定:自分)
  • MIDI IN OUT/LINE IN OUT/HEADPHONE/MIC/PLUGIN POWER STEREO MIC/FOOT SWITCH
  • 電池(単一6本)/ACアダプタ

 

関連リンクなど

 

もうちょい何とかならないかな

 

MIDI OUTとキー対応設定

 

MIDI OUTがあって、パッドのキー設定が出来る。

という訳で。

 

電池駆動式のMIDIパッドとして使う

 

SC-88系 や MC-303などの外部音源と接続して、MIDIパッドとして使用出来るように設定を変更。

叩きやすいように(大して上手くないけど)配置を変更、その音色が出るように音源のドラムマッピングと合わせる。

 

MS-1のパッド設定

 

せっかくなので、それぞれのパッドに音源からの音を録音しておいて、バックアップファイルを切り替えてドラムセットをを切り替えたりとかできるようにしておく。(だいたい)同じドラムセットが鳴らせれば、遊びやすいのでは、と思いまして。

これで、DAWやMIDIシーケンサーと繋いで、気分よく入力できるはず。

各音源用BUFファイル毎にMIDIチャンネルとパッドの対応表を保存しておく必要がある。

 

Live9のDrum Rackと組み合わせて使う

 

MIDIパッドとしての使い方を、更に拡張しまして。

と言っても、ほとんどDrum Rackの使い方なんではありますが。MIDI OUTがあって、なおかつパッドの音階設定が出来るからこそ、という事で….

 

Drum RackでMS-1を強化

Live9のドラムラックを使う

 

Drum Rack側の音階を、MS-1での設定に合わせる。バンクAとバンクBをひとまとめにして、MS-1側で切り替えるとドラムセットが変わるようにしたり。

こちらのサンプルはもうちょい高音質にしておくとか。PANを設定しておくとか。ステレオサンプルにするとか。

当面はMIDI PADを買わなくてもいいかも…

 

Instrumentを鳴らす

ドラムラックでVSTiを鳴らす

 

サンプル(simpler)の代わりにVSTiなどを組み込んで、シンセとして使おうとする。

MS-1で設定したパッドの音階を、別のスケールに変換したり。

アルペジエーターなどのMIDI Effectや、出てきた音にAudio Effectを加えたり。

Drum RackのChokeグループをチェーンに設定すると、モノラル化出来る。↑これは全パッドをグループ1にして、どれかが鳴っている時は他は鳴らさない設定。

External Instrumentを登録すれば、外部音源を鳴らせたりする。

 

コードを鳴らす

Drum Rackでコードをセット

 

Receiveを同じ音階にして、パッドにコードを割り当てたりとか。

 

MIDI OUTがあって、パッドのキーを設定できるリズムマシンなら、同じことが出来そう。