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MC-303のRPS機能

MC-303のRPS機能

 

MC-303には「RPS(リアルタイム・フレーズ・シーケンス)」という、プリセットや自作パターンの中から気に入ったフレーズ(音色+ノートデータ)を鍵盤キーに登録しておいて、ただ今再生中のパターンのリズムでフレーズを演奏してくれたりする機能があります。

 

「MC-303の特長」として記載してあるのに、マニュアルには説明がほんのちょっとしか載ってないのですが、Ableton Liveの「セッションビュー」をハードウェア化したような感じ?8つまで同時演奏可能。基本的なシーケンスは「パターン」「ソング」で作っておいて、フィルや合いの手などをRPSで上乗せするという、なかなか盛り上がれる機能です。

 

RPSをON!

 

本体についている鍵盤キーの数(16コ) x 30セット登録できるので、(頑張れば)パターンはドラムだけ、他は全部RPSで、という事も可能。

 

ただし、どこに何を登録したか忘れちゃうのと、キーを押すタイミングを間違えるとズレたままノリノリで演奏しちゃうので、それなりに練習が必要なのが難点。30セットなんてとても覚えていられないので、左から順番に演奏するフレーズを登録していって、どのタイミングでキーを押すかを覚えないと….。

 

また、RPSで鳴らしているフレーズは、残念ながらフィルターぐりぐりが出来ないので、あらかじめ登録用のユーザーパターンを作って、そっちでぐりぐりしたフレーズにしておかないといけない。

 

だったらそのパターンを完成させた方が…….

鳴らしていないバリエーションは、バリエーションパターンにしちゃった方が….

それを「パターンセット」で切り替えた方が…..

※パターンセット:本体についている鍵盤キーの数(16コ)x30セット のパターンを呼び出す機能

 

と、作りこめば作りこむほどに、だんだん不必要になっていってしまうのも非常に残念。

いいや、もう、ドラムのフィルイン専用で。