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Kawai K1m

K1m

 

マニュアルによると「128倍音までの倍音合成によって作られた波形が204個、PCM波形が52個」内臓されており、その中から4つ選んで合成する方式で音作りをする、とある。

またそうやって作った音色を最大8つ選んで組み合わせるMULTI機能もあり、本体左側のジョイスティックで鳴らしながらちょっとずつ配合を変えたりなど出来る。

そう書くといかにもすごい音色が出そうだけど、さすがに最大16音なので、あともうちょっと!というぐらいで音数が足りなくなるのはご愛嬌。
とは言いながらも、複数組み合わせたストリングスとか、アタックリリースをずらしたオルガンとか、なかなか重厚な音色が出たりして楽しい。印象としては、ブレスのような低い音が鳴っている上にキラキラ系の音を重ねる感じのダイナミックな音を作るのが得意なような…。

基本的なプリセットがカワイの本サイトからダウンロード出来るし、Sysex Databaseなどの海外サイトから音色がダウンロード出来たりと、愛用者も結構多い模様。

 

基本情報・仕様など

  • 1988年製
  • VM音源 16音ポリフォニック 倍音加算方式
  • K1 K1m K1rの3タイプがあり、K1mはモジュールタイプ(お弁当箱型)
  • 専用RAMカード(ヤフオクにさっぱり出て来ない…)
  • MIDI IN/OUT/THRU

 

関連リンクなど

 

Tipsなど

上記サイトなどでダウンロードしたSYSEXファイルは、SYSEXを送受信するツールでライブラリ化が可能。Jim Orshaw氏作の「midilib」というユーティリティは、音色ファイルを複数読み込んでおいてダブルクリックで順番を入れ替えたり出来るので非常に便利。

midilibで音色管理

 

このソフトをどこからダウンロードしたのか忘れちゃった….ので、ここに置かしてもらっちゃいましょう….。

 

 

Macの人は SysExLibrarian がいいような気がします。
PowerPC時代には愛用。