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instax mini「チェキ」を使ってみる

fujifilm instax mini

 

映画「ターミネーター」最初期シリーズで、伝説のサラ・コナーが地元少年のポラロイドカメラで撮影されて、その後に人類に訪れるであろう、恐るべき未来を憂いている、という印象的なシーンがありました。

 

 

まさかポラロイドフィルムの値段がこんなに高くなろうとは….あれ。違いましたか。

 

 

そんな訳で、まだどうにか実用圏内のインスタントカメラ「チェキ」です。

↑ロボコップ演芸か!というぐらいものすごい駆動音の初号機「instax mini10」と、ほんの少し撮影が楽になった「instax mini7」。

 

もっとも、ちゃんと撮りたければデジカメなりスマホなりを使えばいいのであって、ピントぼけぼけの何だか妙な色合いになるからこそのインスタントカメラ。いえいえ、強情になってなんかいませんよ。そうですとも。

 

チェキ専用フィルム

 

こんな感じの専用フィルムを使うわけですが、1枚単価70~80円ぐらい。正直、高い。

ポラロイドに比べればまだまし(ポラロイドは1枚300円以上)とはいうものの、もうちょいフィルム安くしてくれないかな。トイカメラ的に楽しむには、結構思い切りが必要だったり。まあ、だから、みんなスマホに移行→ジャンクで特売 なのかも…

 

撮影見本その1

チェキで失敗するとこうなる

 

もう、とにかく、夜撮っちゃいけない。雨の日に撮っちゃいけない。必ず60cm以上離れて撮る。

もっとも、↑これらを「失敗」ととるか、「おいしい」ととるかで違いますけれども。

 

撮影見本その2

まあまあうまくいったチェキ写真

 

左端:屋内から、カーテン越しに外を撮影。たまには、うまくいかないと。モチベーション的に。

中央・右端:まったく同じ場所・時間に「mini7」で露出設定を1つだけ変えて撮影。こんなに変わっちゃうとは….。mini7は4段階露出を変えられるので、いかにもポラロイドっぽい白っぽいのも、運がよければ撮れる。

たぶん最新モデルはもっとうまく写せるんだろうけど、ダメさ加減がやっぱりその。味というか。言い訳というか。「mini10」は1998年発売。「mini7」は2001年。ふ、古い。

 

撮影後5分ぐらいでじわーっと出てくるのはなかなか面白い。デジタルにある粉っぽさ(解像度の高さでもあるけど)がなくて、トゥルットゥルというか、ぺトぺトしたしっとり・まったり感はアナログならでは。

まあ、最初の30秒でうまく撮れたかどうかはだいたい分かっちゃうので、うまくいかなかった時は残り4分30秒は消化試合みたいなもんですかな。うまくいけば、わくわくしながら待てる。

 

関連リンクなど

 

このページの説明用写真は全部、普段使っているデジカメで撮影。そりゃそうです。うまく撮れないんだもん。ダメじゃんそれじゃ。