A4サイズぐらいまでのおうちプリントや、ホームページ用写真素材としてなら、デジタルカメラの「JPEG」ノーマル設定でまったく問題にならないのに、「RAW」から自分で現像してみよう、などと考え始めると、気になって夜も眠れなくなるのが「イメージセンサーが大きいと画質が綺麗」伝説。
ウチのカメラはなんでこんなにノイズが乗るのかな~などと機械のせいにしはじめたりとか。
で、いろいろあってほぼ同スペックのセンサーサイズ違いが揃ったので、テスト。
検索すれば、もっと詳しい人による正解がいっぱい出てくるし、↑これらのカメラが発売された10年前なら意味があったかもしれない記事のはじまりはじまりー。
カメラのスペックはほぼ同じ
撮影サンプル
RAWデータを並べてみる
- この記事のRAWデータ表示には IrfanViewを使わせてもらっています。ちょー便利!
- ↑は比較のため、だいたい同じぐらいの大きさになるよう表示倍率を変えています。
- 色と背景(被写体から約1m後ろ)がずいぶん違います。
- 画面上、解像度(みた感じの)はあまり変わらないような。粉っぽさも似たような感じ?…
画像情報を並べてみる
- 絞り優先モードでE-PL1sはf:5.00 シャッタースピード1/50。FinePix HS10はf:4.50 シャッタースピード1/125。
- FinePixはf3.6まで下げられるけど、E-PL1sはf5.0以下に出来なかったので、FinePixの方を若干上げてなるべく近い値で撮影。レンズはFinePixの方が明るいみたいで、マニュアルモードでFinePix側をf5.0+シャッタースピード1/50にすると、露出オーバーだと怒られた。
- 下のダイアログ「使われている色数」が倍ぐらい違う。
RAWデータの等倍表示とヒストグラム
- RAWデータを等倍で表示させると、何かが2倍ぐらい違う。
- ヒストグラムで同じあたりの諧調を比較すると、何かが2倍ぐらい違う。
- そういう訳で、やっぱり画質はセンサーのサイズに比例してると。また背景もボケると。
そうは言ってもHS10
- 上:ワイド端 下:テレ端。30倍ズームの破壊力は今なお健在。