ちょっと前のシンセとフィルムカメラの話とか。SASATAKO.COM


セコニック L-38露出計

Sekonic Auto Leader 38

 

昔からある、個性的なリサイクルショップで、露出計が動かないジャンクを発見。

ブンブン振ってみると^^;何だか針の位置が変わるので、これはひょっとして…ハイ!レジへゴーッ!

で、分解掃除したら、直っちゃった!わーい という話。

 

まずは分解

Sekonic Auto Leader 38 の分解

 

  • 青矢印のネジはゼロ点調整用。
  • 黄色矢印はセレン受光器収納用フックを固定するネジで、分解しない方がよい(後で判明)。
  • 赤矢印部分は、何やらパテのようなもので穴が埋めてあったので、試しに掘ってみたらネジ頭が出てきた。
  • で、それを外して分解。防水のために埋めてあったのかも。

 

中身チェック

Sekonic Auto Leader 38 ここが引っかかってる

 

  • 写真上のセレン電池から(抵抗を通して)電気が流れて、露出計の針がヘロヘロ動く仕掛け。
  • チェックしてみると、緑矢印部分がアームに引っかかってしまっている。
  • 多分、落っことして、位置がずれちゃったのかな? で、ぐっと押し込んで戻す。
  • ついでにあちこちをエタノールでお掃除。

 

動いちゃった

Sekonic Auto Leader 38 LEDライトに反応した

 

  • LEDライトをセレン電池にかざしてみると、動く。
  • 直っちゃった!

 

このころの機械は、真鍮とかアルミとか、磁石ドライバーでくっつかない素材でネジやパーツ作ってるものが多くて、それが(私のようなビギナーにとっては)難易度を上げてしまっているような気がする。

 

先ほどの黄色矢印フック(とそれを留めているネジとボルト)も、磁石でくっつかない。

 

ネジとフック板をテープで仮止めしておいて、本体をひっくり返して、ボルトをピンセットで挟んで回して組み立てる訳だけど、そのボルトがまた磁石でくっつかないネジで止めてある複数の板パーツの陰になっているという…….

 

基本的な操作方法

Sekonic Auto Leader 38 の操作方法

 

  • Aのツメを時計回りに回して、ASA(ISO)感度を設定。
  • Aのツメを反時計回りに回して、【CLOSE】【OPEN】【AMP】モードを選択。
  • 【CLOSE】【OPEN】【AMP】モードに合わせて、セレン受光部の開け方を変える。
  • 露出計の針がヘロンと動くので、ダイヤルを回してオレンジの印を合わせる。
  • その時のダイヤル数値が、f値とシャッタースピードの組み合わせ。

 

AMPモードで測光中

Sekonic Auto Leader 38 Ampモード

 

  • 本体裏側のセレン受光部も開いた【AMP】モードの雄姿。
  • つぶつぶが非常にクラシカルSFチックでよい。

 

(なにせカメラビギナーなので)古いマニュアルカメラを使うときに、

 

  • 撮りたい方にデジカメを向ける
  • プログラムモードで露出とシャッタースピードを確認
  • マニュアルカメラにその数値をセット
  • おっかなびっくりでシャッターを切る

 

という、「後は揚げるだけになっているエビフライを買ってきて、衣を洗い落とし、パン粉と小麦粉と卵で衣をつけてフライを揚げる」的なことをやっていたりしましたが、これでもう安心だね!

 

裏側のゼロ点調整ネジ(青色矢印)もデジカメで確認ながら大雑把に調整したし(結局デジカメ頼り)。

セレン受光部の角度で随分数値が違っちゃうみたいだけど、そこはまあまあネガフィルムの鷹揚さでもってカバーしてもらって。

 

参考にさせていただいたサイトさん

「昭和35年製」なんだそうで、まだセレン電池が動くのも驚くけど、その製品のマニュアルをダウンロード出来るようにしてあるメーカーさんも凄い。修理対象ではないみたいだけど….

 

 


2017-03-07カメラ関連