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KORG POLY800改

POLY-800改

 

KORG初のMIDI対応アナログシンセ。矩形波しか出せず、鋸波は「疑似ノコギリ波」だったため当時は「嘘800」といわれてしまったらしい…。ま確かに間抜けな音色(しっ失礼!)。ふぁ~とかむは~とか、ぽ~とか、そういう感じ。

 

入手した時点で中の基盤が割れちゃってて、無理やりつなぎ直したので、実際のところはどうなのか不明ですが、ウチのPOLY君には下記のような恐るべき特色が。

 

MIDIのOMNI OFFが効かない

パラメータ86番でMIDI Channelを、87番でプログラムチェンジを受ける受けない をいかに設定しようとも、MIDIポートから入ってきた信号は全部演奏しちゃう。MIDI Thruさせていた時に、何だかブツブツ雑音が入るなと不思議でしょうがなかったので調べてみると、原因はPOLY君自身。しかしシーケンサでOMNI OFF信号を送り込むと、電源OFFまでの間は治ってる。電源を切ると、また全部演奏する欲張りモードに戻り….

 

MIDIインターフェースによってはプリセットが壊れる

やれやれ、ようやく治った!と思ったら、プリセット80番以降が全部「夜のTV番組が終わった後」に変化。MIDIインターフェースやシーケンサによってはプリセットが壊れる事もあるとかないとか(そんなことが書いてあったページがなくなってる)…。しょうがないのでその都度修正。大事な自作パッチはなるべく前の方に入れとかないと^^;;

 

内臓電池のあるなし

このページはプリセット保存用に電池をくっつけましょう的なことが書いてあるけど、どうも初代POLY君には「内臓電池が最初から想定されてない版」「電池をつけるためのアイランドだけある版」「内臓電池がついてる版」の3タイプがあったようで、ウチのPOLY君はこのあたりの回路がこの写真とは違ってた。

で、これまたすでになくなっちゃったページで同じ回路図のものを見つけて、ボタン電池を追加。これで乾電池なしの状態でACアダプタを抜いても、プリセットは消えなくなりました!何か根本的に変だ。結局はシーケンサが壊しちゃうんだけど。

 

CutoffつまみとResonanceつまみを後付けできた

このページを参考にして、カットオフとレゾナンスを演奏中にぐりぐり変えられるつまみを増設(最初の写真のベンドレバー上)。

プリセットでの設定値を100として、追加したつまみでその割合を増減する、という感じ。音色を変えたいパッチはパラメータ41番42番をあらかじめ大きく設定しておいて、演奏しながらつまみをいじくる、という楽しみ方が。元の音によってはそんなに変わらなかったり、レゾナンスを変化させすぎるとキー!とかピー!とか言ったりするので注意が必要。

残念ながら外からのMIDIコントロールでカットオフやレゾナンスは変化させられないので、あくまで演奏中にちょっと変える用。

 

基本情報・仕様など

  • 1984年製
  • 8音ポリフォニック 2DCO VCF EG3系統 アナログ方式
  • プリセット64種類
  • 256ステップシーケンサ付き。テンポはカンで調節。
  • パッチはカセットテープで保存
  • MIDI IN OUT AUDIO OUT(L:MONO / R) PHONE
  • 電池(単二6本)/ACアダプタ
  • リバース鍵盤モデルがカッコいいんだまた(Ableton Pushの紹介動画に少~し映ってる)

 

関連リンクなど

 

音色を管理する手順

何しろカセットテープで音色を保存する仕様なので、何だかちょっとめんどくさい。

 

データのセーブ

  1. パソコン側オーディオインターフェースのINPUT1(MIC)とP800のテープ(TO)を接続
    POLY800 TAPE ENABLE LOW/HIGH はHIGH
  2. AUDACITY起動 入力をモノラル サンプリング周波数8000Hzで設定
  3. INPUT1のゲイン最大にしてAUDACITYのレベルメーター確認(Lが反応してるか?)
    一時停止ボタン後に録音スタンバイ
  4. Audacity録音開始
  5. POLY800 SAVEボタンをON
  6. POLYのLED表示がTAPE に戻ったら録音停止
  7. AUDACITYで「エフェクト」「増幅」で波を大きくする
  8. ファイル名をつけて保存(wav)

 

POLY800の音色保存中!

 

データのベリファイ

データのベリファイをするときは引き続き

  1. パソコン側オーディオインターフェースのPHONE OUTとP800のテープ(FROM)を接続
    PHONE OUTのボリュームを最大にする
  2. POLY800 VERIFYボタンをON
  3. AUDACITYで再生
  4. GooD と出たらベリファイ完了!データ完成!
    ※LINE OUTだと出力不足?でErrになるので、増幅してPOLYに送る必要があるらしい。

 

データのロード

データのベリファイをするときは引き続き

  1. パソコン側オーディオインターフェースのPHONE OUTとP800のテープ(FROM)を接続
    PHONE OUTのボリュームを最大にする
  2. POLY800 LOADボタンをON
  3. AUDACITYで再生
  4. GooD と出たらデータ転送完了!
    ※LINE OUTだとやっぱり出力不足?でErrになる…

2015-06-17korg, シンセ関連